名古屋城のしゃちほこ
みなさんこんばんは!
今回、しゃちほこについてご紹介したいと思います。
しゃちほこは、想像上の生き物で、頭は龍や虎、胴体は魚、尾は鉾のように上にそり返っています。
城にしゃちほこがある理由は火除けのためだと言われており、建物が火事になるとしゃちほこが水を吐き出して火を消してくれるという伝説があるんだとか。
最初にしゃちほこを城に取り付けたのは織田信長で安土城の天守閣に祀ったといわれています。
信長は中国文化に傾倒しており、中国の宮殿の屋根にある竜を真似てしゃちほこを乗せたと考えられています。
その後、豊臣秀吉が大阪城の天守閣に金鯱を飾って権威を示し、全国の大名たちにもしゃちほこが普及していきました。
そんなしゃちほこですが、しゃちほこと言ったら名古屋城の金鯱が有名ですよね。
名古屋の金鯱は木造のしゃちほこに金板を貼って作られており、一体あたりで総重量は約1.2トン、約44キロもの金が使われており、金1グラムの相場を考えると10億は超えますね(笑)
実際過去に金鯱の鱗を盗んだ事件もあったんだとか。
現代ある金鯱は2代目で、最初の金鯱は1945年の戦時中に空襲により天守閣もろとも消失してしまいました。
戦争が終わり14年後の1959年に全国からの寄付と地元の商店街の尽力により天守が再建され金鯱も2代目が作られました。
こうして今も名古屋城のシンボル、いや名古屋のシンボルの1つとして現在に至るというわけですね。
名古屋城は金鯱以外にも本丸御殿や西の丸御蔵城宝館をはじめ様々なスポットがありますよ。
名古屋は美味しいご飯も多いですから、これを機に名古屋にまた行ってみたいですね〜。
と鉄道系YouTuberスーツ氏の名古屋旅行のプレミア配信を見ながら思う私なのであった。